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2005年 10月 08日
10月2日、FA杯準決勝1stレグにて、厦門藍獅はアウェーで大連実徳に引き分けました。
本日(10月5日)、厦門はホームで国内サッカー無敵の大連に2回目の挑戦をします。今晩19時35分開始のこの試合の勝敗は、厦門と大連のどちらがFA杯(足協杯)の決勝に進むという事以外にも、申花が2006年のACLに参加できるかどうか、という事に関わってきます。 AFCの規定では、中国のACL出場枠は2つです。リーグ(中超)とFA杯の優勝チームが出場する事になりますが、もしリーグとFA杯で同一チームが優勝した場合、リーグ2位のチームがACL出場権を得る事になります。現在の情勢からすると、申花がリーグ2位となる可能性が大きく、大連の2冠がすなわち申花のACL出場権獲得に繋がる可能性があるのです。 実際の所、リーグ優勝争いから脱落した(訳者注:まだ脱落してません。残り3試合で首位大連と勝ち点8差)申花にとってACL出場権獲得は最大の願いです。しかし、申花がホームで大連実徳を破って大連の優勝を阻止した後でも、大連はこう言い放ちました。「申花が2006年のACLに出場できるかどうか、まだ我々の顔色を伺わなくてはならないでしょう」。厦門は1stレグを1対1で引き分けており、これは2ndレグでホームの厦門にとって明らかに有利な状況です。大連にゴールを入れさせなければ、厦門は大連を破る事ができるのです。 このような状況下で、大連は試合に手を抜くでしょうか? 大連FW邹捷の話です。「どんな状況だって関係ありません。この試合は絶対勝たなくてはなりません。この前の厦門はとても良いサッカーをしていてさすがは甲A首位のチームだと思いました。でも厦門では彼らを必ず破ります。2試合終わって引き分け、という状況なんて考えていません。自分自身がゴールを挙げ、FA杯決勝に進出して最終的に2冠となる事を希望します」。大連のペトロビッチ監督もこう明確に表明します。「試合において我々はただ勝つことだけを希望します。厦門に勝ちさえすれば決勝に進めるのですから、素晴らしい試合内容で勝利して必ず決勝に進むつもりです」。 元記事(10月5日 sina.com) リーグ戦で負けろ!と念じているチームをカップ戦では応援しなくてはならず、申花球迷の心境は複雑です。とりあえず、5-0の大勝&邹捷のハットトリックおめでとう。 FA杯(足協杯)決勝は11月20日、大連実徳vs山東魯能です。
by driftwood5
| 2005-10-08 00:00
| チャイナ足球
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